101.即時集客について

日々変わる天候や閑散期などは、お店にとって大きな打撃を与えかねません。

しかし、そんな状況を逆手に取って集客につなげることが出来たら、素晴らしいですよね。


お店の状況が変わっても、即時に対応できる。

そんな｢ﾋﾟﾝﾁをﾁｬﾝｽに変える販促ﾒｰﾙ｣は、お店にとって強い味方です。


例えば、回転寿司での事例です。

せっかくの休日、しかし朝から雨がしとしと…。

雨の日はどうしても集客が落ちるので、このままでは予想売上に達しないことが目に見えています。


食材も通常通り仕入れており、ﾛｽがでることは必至。

すでに営業は始まっているし…今日は諦めるしかないのでしょうか？


しかしこのお店では、このﾋﾟﾝﾁを逆手にとり｢日ごろの感謝を込めた雨の日ﾌｪｱ!!｣と称し
｢本日限定!お会計の15%OFF!｣+｢次回使える20%割引券をﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ!｣
という雨の日ﾌｪｱのﾒｰﾙを一斉に配信したのです。

ﾀﾞﾒもとで配信した携帯ﾒｰﾙ販促は見事に大成功。

通常雨の日は、1日の売上である40万円を下回ってしまうのですが、なんとこの日はこのﾒﾙﾏｶﾞの集客効果により、60万円。

ほぼ倍になったのです。

｢本日限定の割引｣だったことにﾌﾟﾗｽして、次回の来店を促す｢20%割引券｣をつけたことで、お客様にとってもお得感が強く、またお店にとってもお客様の連続した来店を期待できます。


特に飲食業界は、常に食材のﾛｽとの戦いでもあります。

鮮度品を扱っていればなおのこと、ﾛｽとして廃棄するものを売上につなげることができれば、大きな利益貢献となります。

ﾋﾟﾝﾁに負けず、また転んでもただでは起きないそんな戦略がお店の売上に直結していくのです。


今週は｢即時集客｣についてお話しました。

ﾒﾙﾏｶﾞを有効に利用し｢今、なんとかしなきゃ!｣と思い立ったらｽｸﾞに集客につなげることが大切です。

お店や企業独自の｢ﾋﾟﾝﾁをﾁｬﾝｽに変えるﾒﾙﾏｶﾞ｣を考えてみてはいかがでしょうか？